目次
- 犬の出産の兆候は?2回の自宅出産を経験して分かった出産前の変化
- 犬の妊娠期間は約63日
- 妊娠初期|最初に感じたのは食欲の変化
- 出産約1か月前|お腹が目に見えて大きくなった
- 出産約2週間前|もう一度病院で診てもらいました
- 食欲は戻ったけれど、普段よりゆっくり過ごすようになった
- 出産予定日の5日前から朝・晩に体温を測りました
- 出産が近づいたら自宅出産の準備も最終確認
- 出産1週間前〜当日の様子はYouTubeにも残しています
- 出産前日|明らかに「いつもと違う」行動が増えた
- 穴を掘るような仕草が増えた
- 普段行かないクローゼットへ入るようになった
- 出産1〜2時間前|呼吸がかなり荒くなった
- 我が家で実際に見られた犬の出産前の兆候
- 出産が始まりそうなときに我が家が意識していたこと
- まとめ|出産前は「いつもと違う」が少しずつ増えていきました
犬の出産の兆候は?2回の自宅出産を経験して分かった出産前の変化
「犬の出産が近づくと、どんな兆候が出るの?」
「いつから出産の準備を始めればいい?」
愛犬の妊娠が分かって嬉しい反面、出産予定日が近づいてくると不安になりますよね。
我が家のロングコートチワワ「たぬち」は、これまでに2回の自宅出産を経験しました。
実際に出産が近づいてくると、
呼吸が荒くなる
落ち着きがなくなる
穴を掘るような仕草をする
普段行かない狭い場所へ行く
など、いつもとは違う変化が少しずつ見られるようになりました。
特に2回目の出産では、出産前日の夕方ごろから呼吸が荒くなったり落ち着いたりを繰り返し、出産1〜2時間前には明らかに苦しそうな様子になりました。
この記事では、2回の自宅出産を経験した我が家が実際に見た、妊娠中から出産直前までの変化を時系列で紹介します。
※この記事は我が家の実体験を紹介するもので、すべての犬に同じ兆候が現れるとは限りません。妊娠・出産は母犬と子犬の命に関わることもあります。必ず事前にかかりつけの動物病院と相談し、異変がある場合は自己判断せず獣医師へ相談してください。
犬の妊娠期間は約63日
犬の妊娠期間は、一般的に約63日といわれています。
ただし、交配した日と実際に受精した日が同じとは限らないため、交配日だけから出産日を正確に予測するのは難しい場合があります。
我が家の場合も交配日を正確に把握できていなかったため、出産予定日には2〜3日ほど幅がありました。
そのため、
「予定日になったから今日産まれる」
と考えるのではなく、たぬちの体調や行動の変化を注意して見るようにしていました。
妊娠初期|最初に感じたのは食欲の変化
妊娠して最初に感じた変化は、食欲がなくなったことでした。
それまで普通に食べていた、いつものごはんを食べない。
そして、
「なんだか元気がないな」
と感じる日が続きました。
この頃はまだ、見た目だけで妊娠しているとはっきり分かる状態ではありませんでした。
その後、日が経つにつれて少しずつお腹が大きくなっていきました。
出産約1か月前|お腹が目に見えて大きくなった
出産が近づくにつれて、お腹はどんどん大きくなっていきました。
この頃になると、
「お腹に赤ちゃんがいるんだな」
と、見た目でも分かるようになってきました。
我が家では出産の約1か月前に動物病院へ行き、診察してもらいました。
このときはまだ子犬が小さく、エコーで診てもらっても正確に何匹いるのかまでは分かりませんでした。
出産までまだ時間があるとはいえ、
「ちゃんと育っているかな」
「たぬちの体は大丈夫かな」
と、夫婦で心配していたのを覚えています。
出産約2週間前|もう一度病院で診てもらいました
出産の2週間ほど前だったと思います。
もう一度、動物病院へ行きました。
エコーで、
子犬たちの状態
何匹くらいいるのか
たぬちの体の状態
などを確認してもらいました。
このとき先生からは、
「3〜4匹くらいだと思いますが、確実ではありません」
と言われました。
たぬちも子犬たちも問題なく過ごしていることが分かり、安心したのを覚えています。
食欲は戻ったけれど、普段よりゆっくり過ごすようになった
妊娠初期に落ちていた食欲も、この頃になると少しずつ戻ってきました。
ただ、妊娠前とまったく同じ生活に戻ったわけではありません。
我が家にはほかの犬たちもいるのですが、以前のように犬同士でじゃれ合うことが少なくなりました。
ソファの上でゆっくり過ごしている時間が増え、
「自分で体を休めているのかな」
と感じることもありました。
また、乳房も少しずつ膨らんでいきました。
お腹だけでなく、体全体が少しずつ出産に向けて変わっていくのを感じました。
出産予定日の5日前から朝・晩に体温を測りました
我が家では、出産予定日の5日前くらいから朝と晩にたぬちの体温を測るようにしました。
犬は出産が近づくと体温が下がることがあり、分娩時期を予測する目安のひとつになるとされています。
ただし、体温の変化だけで出産時刻を正確に判断できるわけではありません。
我が家の場合も出産予定日に2〜3日ほど幅があったため、
体温だけではなく、食欲・呼吸・行動など、たぬち全体の様子を見る
ことを意識していました。
出産が近づいたら自宅出産の準備も最終確認
予定日が近づいてからは、たぬちの様子を見るのと同時に、自宅出産に向けた準備も確認しました。
我が家では、産箱や清潔なタオル、ゴム手袋、消毒用品、へその緒に使用する紐などを準備。
また、何か異常が起きた場合にすぐ動物病院へ連れて行けるようにしていました。
実際に使わずに済むものもあります。
それでも、
「何かあったらすぐ動ける状態にしておく」
ということは、初めての出産を経験したときから大切にしていました。
自宅出産に向けて我が家が準備したものについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
出産1週間前〜当日の様子はYouTubeにも残しています
2回目の出産では、出産1週間前から当日までのたぬちの様子をYouTubeに残しています。
お腹が大きくなった姿や体温測定、産箱の準備、そして出産が近づいてからの行動の変化など、文章だけでは分かりにくい部分も実際の映像で見ることができます。
「犬の出産前って実際にどんな様子なんだろう?」
という方はこちらも参考にしてください。
出産前日|明らかに「いつもと違う」行動が増えた
そして、出産前日。
おそらく夕方ごろからだったと思います。
たぬちの様子が明らかに変わり始めました。
特に気になったのが呼吸の変化です。
呼吸が荒くなっていると思ったら、途中で落ち着く。
しばらくすると、また呼吸が荒くなる。
そんな状態を繰り返していました。
ほかにも、
- そわそわして落ち着かない
- トイレの体勢を何度もする
- 穴を掘るような仕草をする
- 食欲が落ちる
といった変化がありました。
ひとつひとつを見ると、
「これが出産のサインなのかな?」
と判断に迷うものもあります。
でも、普段一緒に暮らしているからこそ、
「いつものたぬちとは違う」
ということは分かりました。
穴を掘るような仕草が増えた
特に印象に残っているのが、穴を掘るような仕草です。
出産が近づくと、床などを掘るような行動が増えていきました。
犬には出産前に安全な場所を作ろうとする巣作り行動が見られることがあります。
実際にその姿を見て、
「そろそろ出産が近いのかもしれない」
と私たち夫婦も感じるようになりました。
普段行かないクローゼットへ入るようになった
さらに出産当日になると、普段とは違う場所へ行こうとするようになりました。
特に印象に残っているのがクローゼットの中です。
普段なら、クローゼットのような狭い場所へわざわざ入って過ごすことはほとんどありません。
ところがこの日は、自分から狭い場所へ行こうとしていました。
ほかにも、冷たい床に体を寝かせる姿が見られました。
呼吸の変化。
穴を掘る行動。
狭い場所へ行く。
こうした変化が重なってきたことで、
「出産がかなり近づいている」
と感じました。
出産1〜2時間前|呼吸がかなり荒くなった
出産の1〜2時間ほど前になると、さらに様子が変わりました。
それまでにも呼吸が荒くなることはありましたが、この頃になると明らかに息が上がり、苦しそうな様子でした。
前日の夕方ごろから、
呼吸が荒くなる。
↓
少し落ち着く。
↓
また荒くなる。
という状態を繰り返していました。
私たち夫婦もたぬちの様子を最優先で見ながら、万が一に備えて出産用品や病院へ連れて行く準備を確認しました。
そして、たぬちが横になり、力み始めました。
その姿を見たとき、
「もうすぐ産まれる」
と分かりました。
我が家で実際に見られた犬の出産前の兆候
改めて振り返ると、たぬちには出産が近づくにつれて、いくつもの変化がありました。
- 妊娠初期に食欲が落ちた
- お腹が大きくなった
- 乳房が膨らんだ
- 他の犬と遊ぶことが減った
- ゆっくり過ごす時間が増えた
- 出産前日に食欲が落ちた
- そわそわして落ち着かなくなった
- トイレの体勢を繰り返した
- 穴を掘るような仕草をした
- 普段行かない狭い場所へ行った
- 冷たい床に寝るようになった
- 呼吸が荒くなったり落ち着いたりした
- 出産直前には明らかに呼吸が荒くなった
- 横になって力み始めた
この中でも私たちが、
「いよいよ出産が近い」
と強く感じたのは、
呼吸の変化
穴を掘る行動
普段行かない狭い場所へ行く行動
でした。
もちろん、これはあくまでたぬちの場合です。
すべての犬にまったく同じ変化が起こるとは限りません。
だからこそ、
普段の愛犬の様子を知っておき、「いつもと違う」という変化に気付くこと
が大切だと思います。
出産が始まりそうなときに我が家が意識していたこと
初めて自宅出産を経験したときは、
「これって陣痛?」
「まだ待って大丈夫?」
「病院へ行った方がいい?」
と、分からないことばかりでした。
2回目の出産でも不安がなくなったわけではありません。
そのため我が家では、
できるだけ母犬に任せながら、異常があったらすぐに動ける状態にしておく
ことを意識しました。
出産は母犬と子犬の命に関わります。
「前回は大丈夫だったから今回も大丈夫」と考えず、妊娠中から動物病院で診てもらい、緊急時にどうするかを確認しておくことが大切だと思います。
まとめ|出産前は「いつもと違う」が少しずつ増えていきました
2回の自宅出産を経験して感じたのは、出産直前になって突然ひとつの大きなサインが現れるというより、
出産が近づくにつれて「いつもと違う」が少しずつ増えていった
ということです。
妊娠初期には食欲が落ち、
その後、お腹や乳房が大きくなっていく。
出産が近づくと、他の犬と遊ぶことが減り、ゆっくり過ごすことが増えました。
そして前日から当日にかけて、
呼吸が荒くなる。
そわそわする。
穴を掘る。
普段行かない狭い場所へ行く。
といった変化が見られました。
最終的には横になって力み始め、
「いよいよ産まれる」
と分かる状態になりました。
愛犬の出産を初めて迎えると、
「これは普通なのかな?」
「いつ産まれるんだろう?」
と不安になると思います。
私たち夫婦もそうでした。
だからこそ、出産予定日だけを見るのではなく、妊娠中から愛犬の普段の状態をよく見ておくこと。
そして何より、
何か異常が起きたときに、すぐ動物病院へ相談できる準備をしておくこと。
それが大切だと思います。
このあと、たぬちは17時ごろに1匹目を出産。
その後も子犬が次々と産まれ、最終的に4匹の子犬を無事に出産しました。
羊膜に包まれた子犬が産まれてから、たぬちが羊膜やへその緒をどう処理したのか。
4匹がどのくらいの間隔で産まれたのか。
そして、出産直後に驚くほど強くなった母性本能など、実際の出産の様子は別の記事で詳しく紹介します。
▶ 4匹が産まれるまでの実際の自宅出産の様子
